カスハラな顧客に悩まさる新聞販売店 どのように対処する?

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新聞の集金をしていると時々、ブチ切れたお客に遭遇してしまうことがあります。

お客がブチ切れる理由は様々です。

どんな場合にブチ切れるかを取り上げてみますと

・留守の期間中、新聞を配達しないようにと言っていたのに、新聞が入っていた。

この場合は、当然のこととして集金のスタッフには非はありません。おそらくは連絡を受けた事務員さんが、きとんと配達員に連絡していなかったか、配達員は連絡を受けていたものの、連絡事項を忘れてしまい配達してしまったかのいずれかです。

お客にすれば、留守期間中に新聞がポストに入っているのが外から見えると、防犯上よくないということで、きちんと配達を中止してほしかったんだと思いますが、守られていなかったということで集金時にブチ切れてしまうのです。

新聞販売店画像

・新聞をポストに投函する仕方が悪くて、改善するように何度か言ったが、改善されない。

この場合も、ブチ切れるお客がいるのは事実です。

例えば、雨天時に投函の仕方が悪くて濡れてしまうとか、他の郵便物が新聞の投函でぐちゃぐちゃにされてしまうということがあるかもしれません。そこで新聞販売店に電話して苦情を言ったものの改善されないというのです。

・朝刊を朝の○○時までに配達してほしいといっているのに、間に合わないことがしばしばある。

おそらくは朝の出勤時間が早くて、それまでに新聞を見たいということなのでしょうが、間に合わないことがあるということで、ブチ切れる人もいます。

他にも様々なケースがあると思いますが、同じような状況に直面しても、ブチ切れるお客もいれば、我慢強く怒らないお客もおり、集金スタッフにすればありがたいお客がいるのも事実です。

では不幸にしてブチ切れるお客に遭遇してしまった場合は、どう対処すればよいのでしょうか。

この場合、やってはいけないのは、感情的になって、自分もブチ切れることです。

やられたら、やり返すということですが、この方法では全く解決することには至らず、火に油を注ぐようなものです。

また不良なお客といえども客を失うことになるでしょう。

なのでこの時は、冷静に受け止めるしかありません。

もちろん暴力を振るわれたり、あまりにもひどいと思える場合は、逃げるか警察を呼ぶなどして対処せざるを得ない場合もあるでしょう。

傷害罪や営業妨害罪が適用されるかもしれません。

信用毀損罪・業務妨害罪 – Wikipedia

しかしそこまでひどい場面に遭遇することは、あまりないと思いますので、やり返すことなく冷静に受け止めて、店長などに速やかに報告いたしましょう。

ちなみにブチ切れる人というのは、ある意味で不幸な人です。

おそらくは周りの人たちからも敬遠され人との繋がりが希薄になりがちかもしれません。

また健康面から言うと、ブチ切れる人は血圧が不安定になりやすく、健康的には全くよくないようです。

冷徹頑固な新聞販売店の経営者にどう対処するか