新聞購読 クレジットカード払いよりも訪問集金にしてもらうほうが良い理由

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新聞購読料の支払い方法ですが、クレジットカード払いが、やや増えてきています。

実際のところ新聞社も新聞販売店もクレジットカード払いを繰り返し勧めています。

その理由は、訪問集金よりも、クレジットカード払いのほうが、集金コストが安くて済み、しかも確実に集金ができるというてんにあります。

クレジットカード払いにすることの顧客のメリットがあるとすれば、そのことによってカードのポイントが多少貯まるのと、訪問集金のために時間が取られることがなくなるぐらいでしょう。

ところで最近になって、相次いで新聞社は購読料の値上げに踏み切っています。

このさい新聞社や新聞販売店にとって怖いのは、新聞購読料の値上げを機会に、購読者数が減ることです。

それで新聞社は購読者のために、値上げ時のために特別な景品を用意しています。

このてんで神戸新聞社は以前はバックを訪問集金のさいに配ったことがあります。

また産経新聞社も値上げの前の月には、食器用の洗剤、そして値上げ月にはキッチンパックを配ったことがあります。

そして繰り返しになりますが、配るのは

訪問集金の時です。

そして訪問集金以外の支払い、クレジットカード払いや銀行口座引落の顧客には、基本的に配られていません。

というのもそもそもクレジットカード払いや銀行口座引落の顧客には、新聞販売店のスタッフが直接会うことがないので、景品を渡すことができないのです。

それで今回のような購読料の値上げ時には、訪問集金の顧客のみに特典があったということになります。

ところで近年、新聞販売店も人手不足で、新聞販売店に電話をかけてもなかなか電話がかからないということがあります。

さらに新聞販売店に行っても誰もいないということも多々あります。

そこで新聞販売店に何か連絡しようにも、連絡できない場合があります。

そのような時に、訪問集金時は、新聞販売店スタッフに接触する貴重な機会になります。

それで連絡したいことも、訪問集金スタッフに伝えることができます。

長年、訪問集金を行っている集金スタッフは、新聞販売店の信頼もあり、連絡事項もきちんと伝えてくれることでしょう。

それにしても何度も何度も新聞社や新聞販売店はクレジットカード払いを勧めてきますが、それは顧客本位からではなく、あくまでも新聞社や新聞販売店のためであり、顧客にとってはあまりメリットのあるものではありません。

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