賃貸住宅経営を行うために、銀行からアパートローンを借りると、渉外担当の銀行員がちょくちょく訪ねてくるようになります。
訪問の目的は、様子を伺うのと、銀行のローン関連以外の商品を提案するためにやってくるわけです。
ところで数年前の12月29日のお昼ですが、りそな銀行の担当者が、支店長を連れてやってこられました。
年末の挨拶で、アパートマンションローンの融資先ということでこられたようです。
この支店長は当時、生きていた父にその頃、挨拶に来られて以来の訪問です。
筆者も今の支店長と対面するのは初めてで、いささか緊張しましたが、30分ほど楽しく会話を交わすことができました。
鋭い目でしっかりと見ながら会話をされるので、いささか圧倒されそうになりましたが、全体的には良い印象を持つことができました。
当初は銀行の支店長さんとは会うことはないだろうと思っていましたが、年末の挨拶で、支店長を連れてきますとの渉外担当の行員さんの電話を受けた時は、極度のプレッシャーを感じました。
しかしなぜ支店長が来られたのか、いささか心配になりましたが、ネット検索が調べてみますと、 融資先に支店長が来るのは多くの場合、単なる挨拶のためだけのようです。
でもなぜ挨拶で来られるのか、筆者のような弱小な事業者を訪問することによってどんなメリットがあるのかは不明ですが、特に何かの書類に記入することが求められることもなく、雑談のような感じだけだったので、やはり挨拶が目的のようです。
ところで銀行の支店長さん、任期は2~3年で転勤になると思いますが、もうすぐ今年の春で2年になることを考えると、会ってお話するのも、もうこれが最後の機会になると思われます。
今回の支店長さんとは1回だけの面談でしたが、銀行が身近な存在となり良い機会だったと思います。
考えてみるとマンションの大家になって銀行からの融資を受けていたからこそ経験できたことで、ある意味で大家特権のようにも感じました。
もちろん借金の重みは日々感じながら生活してはいますが。
追伸:あれから数年たちましたが、上記の支店長さん、次の次の春に転勤になりました。そして次の支店長さんは1年半後に転勤になりました。どうやら長くても3年以内に転勤があるようです。
また京葉銀行のウェブサイトでは銀行の支店長の役割について京葉銀行の支店長のコメントとして
支店長の役割は、銀行全体の経営方針のもと、支店の業績を上げるために何が必要かを考え、それを実践できる環境づくりをすることにあります。なかでも、『バンクのファンづくり』と『人財育成』に重点をおいています。
京葉銀行|銀行の仕事を知ろう (keiyobank.co.jp)
と書かれています。
このように
・支店の業績を上げるための環境づくり等
・ファンづくり、つまりは顧客に愛されること
・人材育成
だということです。
そこで渉外担当と顧客のもとに訪問することにより、顧客の銀行への愛着度を知る機会になり、それとともに支店内の行員の評価や人材育成の機会にもすることができるようです。
銀行支店長 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)) (mhlw.go.jp)