先日NHKの番組を見ていると、家の片づけアドバイザーの事が扱われていました。
家がとても散らかっているのを、なんとか片付けたい場合に、片付けのアドバイスをするためにプロのスタッフが遣わされて、片付けを手伝うというものです。
この番組のなかで、ある家を片付けるさいに、まずは家の玄関を徹底的にきれいにするようにとのアドバイスが与えられ、そのとおりに行われるという場面がありましたが・・
なぜ玄関なのか?
実は玄関をきれいにすることには心理面で大きな効果があるんだそうです。
つまりは玄関をきれいにすることは、後片付けの基本中の基本でそうすることの効果は大きいんだとか。
ところでこのことは賃貸住宅でも同じです。
ですから大家にとって自分の物件の玄関は特に気になるものです。
というのも入居者はみな玄関を通りますし、入居募集のさいに、入居のために物件を見にこられる方は、まず玄関を見て中に入られるからです。
玄関が汚れていれば、入居の見送りの要因になるかもしれません。
ところで玄関で気になることのひとつは床です。
筆者のマンションの玄関の床はベージュ色をしていますが、築古にもなると、うっすらと床が黒ずんできているように思います。
管理会社による周期的な清掃も行われていますが、それでもこの種の汚れのようなものは管理会社による清掃できれいになるわけでもありません。
仕事などで他のマンションを見る機会がありますが、筆者の物件と玄関が同じような床は同じような汚れが目立つようになっています。
やはり建てる時に、玄関の床は汚れが目立ちにくいものにすべきだったのではないかと思うことがあります。
例えば大理石の床などはあまり汚れが目立たないのではと思ったりもします。
大規模改修工事のさいに費用はかかるとは思いますが、玄関の床だけでも張り替えてもらおうかなと思ったりもします。
いずれにしても新しいアパートやアパートマンションを近い将来、建てることを考えておられるならば物件の玄関ふきんの床は汚れやすく目立ちやすいので、汚れが目立ちにくいものにすることを、おすすめしたいと思います。
追伸:マンションを建てるさいに床を大理石にする提案もあったようですが、高額のために見送ったようです。今から思うとそうしてたほうが良かったかなとも思うこともありますが・・。もちろん大理石にもデメリットがあるようです。
ところでこの記事でも取り上げたとおり床を大理石にすることはホテルや会社のロビーなどでも行われており、そのことによって高級感を醸し出すことができます。
さらに模様と光沢があるため、小さなゴミや埃が目立たないという利点があり、頻繁にそうじをする必要がありません。
また大理石であれば大量の水を使ってしっかりと拭き掃除ができる、つまりは掃除をしやすいというてんもあります。
その一方でデメリットとしては
硬い材質であるため、転倒の際に怪我をしやすいという面があります。
さらに生ゴミや果汁など中性ではない液体がついたまま長時間放置すると、大理石が変性してしまいます。
しかも変性してから掃除をしても元に戻すことはできないのです。
ですからこまめにチェックする必要があります。
さらに大理石は熱伝導率が高いため、大理石の表面が冷えてしまうと、冬は寒く感じるようになります。
このように床を大理石にすることには一長一短があるわけですが
・こまめに床をチェックできること
・多少寒くて問題がないこと
・転倒対策等を行っていること
などの条件をクリアしているならば、床を大理石にしてみるのも良いことでしょう。
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