以前のことですが、クレジットカードの利用明細を調べてみると、意外な明細が記載されていました。
それは
7/31 タイムズカーシェア 880
という明細です。
つまりは7/31にタイムズカーシェアで880円が使用されましたということです。
そしてこのタイムズカーシェアですが、妻が会員になっていて確かに時々利用しているわけですが、先月7月は1度も利用していなかったと思うのですがなぜか課金されていました。
しかも最近で利用したのは5月が最後でそれ以降は利用していないはずです。
なぜだろうと考えてみたところ思いついたのは・・
タイムズカーシェアの会員の料金体系ですが、月額の基本料金として880円がかかることになっていることがわかりました。
ということで
全く利用することがなくても月額基本料金は880円
かかるのです。
それではなぜ6月も全く利用することがなかったのに6月は月額基本料金がかからなかったのでしょうか。
それはタイムズカーシェアの会員になるとTCPプログラムに自動的に加入することになり利用状況によっては月額の基本料金が無料になる制度があるからです。
このTCPプログラムについてタイムズカーシェアのウエブサイトには
タイムズカーシェアのご利用状況によってカーシェアポイント(cp)とTCPあんぜん走行距離がたまります。
入会時はステージ1(0cp)からスタートします。
TCPプログラムとは | カーシェアリングのタイムズカー(旧:タイムズカーシェア) (timescar.jp)
と書かれていますが、月末までの利用状況でステージ1からステージ4までのいずれかに決定され、ステージ数が高くなれば高くなるほど、様々な特典が受けられるようになるというシステムです。
それで妻の場合は5月までは月に1度は利用していましたので、ステージ2になっていて6月までは月額基本料金が無料になっていたのですが、6月は全く利用していなかったので7月はステージ1へと下がり月額基本料金がかかるようになっていたのです。
このようにタイムズカーシェアの料金体系は、とにかく月に1度は利用しなければ、ユーザーが損をするような料金体系になっています。
もちろん月額基本料金880円は利用料金に充当できますので、ベーシックカーを借りた場合は15分で220円なので1時間利用しても880円を超えることはありません。
なので月に1度でも1時間利用すれば、月額基本料金分の元を取ることができます。
それでこの料金体系からすると、月に少なくとも1度は利用するユーザーならば損をすることはないのですが、事情でタイムズカーシェアの会員でありながら1年ほど全く利用することがないのならば、約1万円ほど損をすることになってしまうことになります。
この場合は、速やかに退会するのがよいでしょう。