目まぐるしく社会が変化するなか、新聞販売店も変化しています。
ところで、この数年、新聞販売店と顧客の間で増えているトラブルの1つが、新聞購読契約で送られてくるはずの景品が送られてこないというものです。
この景品ですが、洗剤やお米といったものが一般的です。
おそらくは1年以上の新聞購読の契約をした時に、景品が送られてくるとの約束を交わしたものの、待てども送られてこないということだと思います。
このようなトラブルが増えていることの背景には、新聞販売店の景品の送り方が変わったことに起因しています。
というのも以前は、書面の新聞購読契約が新聞販売店に持ってこられると、新聞販売店の事務員さんなどが、新聞購読契約をしてくださった顧客の住所等や、送らなければならない景品などを新聞社の担当部署に送ります。
すると担当部署で処理が行われ、宅配便などで顧客宅まで景品が送られることになっていました。
なので事務員さんの記入ミスなどがない限りは、スムーズに景品は顧客宅に送られていたものと思われます。
しかし数年前から景品は、ほとんどすべて新聞社の担当部署から新聞販売店にまとめて送られてくるようになり、景品等は新聞販売店で保管されることになりました。
そして新聞購読契約で景品を送る約束が交わされると、新聞販売店から店員さんが、顧客宅に景品を持っていくことになったのです。
つまりは宅配のプロともいえる宅配業者から、新聞販売店の店員へと景品を持っていく者が変わってしまったのです。
なので最近は、新聞購読契約で送られてくるはずの景品が送られてこないというトラブルが増えています。
実際のところ、新聞販売店も人手が不足していて、なかなか景品を持っていけないというのが実情です。
では新聞購読契約で送られてくるはずの景品が送られてこない場合、どのように対処することができるのでしょうか。
この場合の対処策は販売店に電話するとか集金スタッフなどに伝えるなどして、
とにかく持ってくるように催促することです。
またもし、販売店が近所にあるならば、販売店まで行って持って帰ることもできます。
販売店までが遠いならば、電話などで持ってくるように催促し、この日の何時ならば在宅しているので持ってくるように明確に約束することもできます。
あるいは置き配にしてもらうこともできるでしょう。
このような方法で対処できます。