強力な台風による暴風被害 マンションに住んでいても生じる被害

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以前のことですが、朝からしっかりとした雨が降り続いていました。

それもそのはず、この日、台風がゆっくりと日本に近づいていたのです。

午後には筆者の住んでいる阪神地区も暴風雨警報が発令され、夕方頃から風も強まってきました。

実は1カ月前にも台風が通過したのですが、その時は一時は雨風が強くなったものの、あっという間に過ぎ去り、被害もほとんどありませんでした。

ですから今回もそのような感じで過ぎ去ってしまうのかと思いきや、今回は

想像以上のインパクトのある台風でした。

気象予報では超大型台風といっていましたが、まさに風の強さもしかり、さらに強風の持続時間も長く夕方から翌日の早朝4時ごろまで大嵐となりました。

RC造りのマンションの中で、じっとしていましたが、それでも強風の音(電線を揺らす音や建物に風があたる音)で、気持ちが落ち着かず、熟睡することができませんでした。

時々、ガタンガタンといった音がすることがあり、私の物件に何か物があたり建物が損傷しているのではないかと心配になることもありました。

そして早朝になり風も幾らか収まったので、1階のマンション玄関に行って様子を見てみると・・

阪神地区

暴風のために1階集合ポストの開閉口が風の力で開けられてしまい広告やチラシ等が玄関付近に散乱・・。

こんなことは今回が初めてです。

早速、散乱した広告やチラシを集めて片付けました。

この出来事から集合ポストはマメにチェックして、大切な手紙書類等がポストのなかに残り続けることがないようにと思い知らされました。

さらに玄関付近には入居者のために幾らかの花を植えていましたが、花も暴風によって壊滅。

落ち着いたころに再び花を買って植えないと思います。

そして台風が来る前に、安全な場所に移動させておければよかったと思いました。

さらに玄関の床も、土が散乱したりして、汚れた状態に。

この場合は、風が多少収まった朝にすぐにきれいに洗い流しました。

1階のテナントは保育園ですが暴風雨のために多少の損傷がありましたが、この部分は保育園のほうで対処されることと思われます。

このように

想像以上に強力な台風でした。

今後は自然の脅威を侮ることなく、しっかりと備えておかなければと考えさせられましたし、自然災害によって生じる建物の損傷に備えるために、損害保険にもきちんと加入しておかなければと思いました。

追記:2018/9/4に阪神エリアを襲った暴風台風の体験については以下の記事をご覧ください

2018年9月4日(火)超暴風台風が阪神地区を通過しました。

天気予報でも、前もって今回の台風は強風に注意ということが言われていましたが、あんなにもすざましいとは・・。

筆者も自宅マンションで台風の通過を体験しましたが、とにかく風の強いこと。

そして強風が吹き荒れる中、窓からその様子を眺めていましたが、これまで見たことのないような光景が。

いろいろなものが風で飛ばせていて、なかには屋根が剥がされて屋根が飛んでいる光景も。

さらに電線が何度もショートするさいの爆発音もありました。

おかげて14時過ぎぐらいから停電に。

こんなにも強い風の台風は初めてで、正直、筆者の所有マンションの損傷を覚悟しました。

損害保険の補償内容を確認しながら通り過ぎるのジッと待つことに。

3時間程度暴風が吹き荒れたのちに、ようやく収まってきましたので、外に出て所有マンションを外観してみると、目視では目立った損傷がなく、ほっとしましたが、周りの物件には瓦が多数飛んでいたり、屋上倉庫が壊されてバラバラになっていたりと様々な被害が生じていました。

それにしても最も辛かったのは、長時間の停電です。

14時ぐらいから停電になり、なかなか復旧しません。

結局は当日は復旧することがなく暑い夜を窓を開けて過ごすことに。

すると消防車のサイレンの音や電力会社の電気の復旧工事の音がしばしば聞こえてきて、もうひとつよく眠れませんでした。

そして翌日の昼過ぎにようやく電気が復旧し、普通の生活に戻ることができました。

ところで今回の体験から学んだことは

1つには非常用ローソクが停電時にはとても役立つというてんです。

停電になると夜は真っ暗です。

そのようななかローソクの火の光は、多少なり状況を改善するのに役立ちました。

早速ですが追加のローソクを注文しました。

さらに停電になると冷蔵庫にあるものが腐っていきます。

とくに今回のように、長時間停電になると冷凍物が傷みだします。

そこで夏場の台風通過などで停電リスクのある場合は、前もって冷蔵庫から冷凍物を減らすなどの工夫をすることも大事なんだということに気づかされました。

そしてもう1つの気づかされたてんは停電になるとエントランスのオートロックが動かなくなることです。

そこで入居者が帰ってこられた時に、オートロックが開錠できないと管理会社に数件ほど電話がかかってきたようです。

つまりは停電時にはオートロック錠は、役に立たなくなることがあるのです。

結局は管理会社からの要請で、停電中は開錠のままにしておくことになりました。

それにしても今回の最強台風。

今後もしばしば襲われることがあるのでしょうか。

台風への備えはしっかりと行っていなければならないと痛感しました。

気象庁|暴風による災害 (jma.go.jp)