エレベーターを設置すべきかどうか 費用負担と入居率のバランスを考えて

シェアする

昨日、大東建託パートナーズのオーナーのためのマイページのサイトを見ていたら、筆者の自物件の一部屋が退去することがわかりました。

一括借上げ契約なので空室になったからといって賃料が減るわけではないのですが、しかし軽いショックを受けました。

本当に自物件では久し振りの退去者です。

そして一括借上げ契約でも空室がでると不安になります。

なぜならば空室が増え、なかなか埋まらないと、周期的に訪れる借上賃料の見直しのさいにオーナーに支払われる賃料が減額されることがあるからです。

基本的には査定家賃を基準に借上賃料が決められます。

しかし、査定家賃よりも高い家賃で入居されている場合は、大東建託物件の場合、高い入居家賃を基準に借上賃料が支払われることになります。

もちろん高い家賃を支払っていた入居者が退去されると、賃料は査定家賃に戻され減らされます。

そして今回、もう一つ不安にさせている原因の1つは、自物件とほぼ同じような大東建託物件が近隣エリアにあり、その物件の空室が一向に埋まらないのです。

もう空室になって半年以上経過しているのではないでしょうか。

募集家賃も69000円から65000円まで下げられています。

しかし自物件とこの物件との違いが1つあります。

それはこの物件にはエレベーターがないのです。

そして空室は4階です。

つまりエレベーターのない4階空室ということで、なかなか埋まらないのではと思うのです。

しかし

エレベーターを設置するかどうかは迷うところ

でもあります。

というのもエレベーター便利な反面、金食い虫でもあるのです。

初期設置費用も、当然かかりますし、修繕維持費そして管理費もかかります。

本体交換になると一体どれだけかかるのでしょうか?

さらに共益費はエレベーターを設置すると2500円~3500円程度高くなり、入居者の費用負担が重くなります。

5階以上の建物ならば、エレベーターは設置すべきだと思いますが、3階、4階建てとなると迷うところです。

多くの場合、3階建ての場合はエレベーター設置はせず、4階建て以上となると設置することが多いように思いますが、オーナーにすれば、設置後の維持管理や今後負担するであろう修繕費用が頭の痛いところです。

エレベーター – Wikipedia