コロナ流行時に感染症対策として注目された事業の1つがデリバリー事業です。
最近ではネットの普及で、簡単にデリバリーを利用できるようになりました。
とにかくお店にまでいかなくても、お店で提供される料理を自宅まで運んでくれるわけですから、便利なサービスです。
ところで筆者は、これまでデリバリーといえば、dデリバリーと出前館を利用してきました。
両社ともに、大手でしかも多くの店舗を扱っているからです。
出前館についてウィキペディアには
ピザ・弁当・中華・寿司・洋食・酒・ネットスーパーなど60,000店舗以上の出前サービス店舗[2]、 配達網をもたない店舗から、メニューや“現時点でのお届けまでの待ち時間”等の情報を見て注文をすることができる。アクティブユーザー数は約392万人[2]で、年間3,707万件以上の出前が行われている。国内最大級のフードデリバリーポータルサイト。
と書かれています。
このように出前館はフードデリバリーは国内最大級ということがわかります。
さらに出前館はキャンペーンもしばしば行われていて、例えば送料無料キャンペーンや数百円のクーポンなども利用することができます。
なのでキャンペーンを上手に活用すれば費用面でも抑えることができます。
ところでドコモのdデリバリーはなぜかデリバリー事業から撤退してしまいました。
どうやらドコモにとってdデリバリーは不採算事業だったようです。
競合他社との、競争がし烈で大変だったようです。
では出前館はどうかというと?
フードデリバリーの最大手ということで、経営状況は順調なのかと思いきや、実際は驚くべき状況になっていました。
ビジネスジャーナルによると
2021年8月期連結決算の売上高は大幅増の290億円ということですが、しかし最終損益はなんと206億円の赤字で過去最悪となっています。
大赤字の要因は、広告宣伝費に多くを費やしたことにあるようです。
宣伝の結果、売上高も大きく増えたものの、しかし結果的には苦戦しているというのです。
出前館としても様々な手を打っているようですが、今後どうなるか注視したいところです。
dデリバリーは、撤退してしまい残念でしたが、出前館は最大手ということでなんとかなるのでしょうか?
【決算速報】出前館、今期最終は赤字縮小へ – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス