ENEOSでんきが11月1日より値上げに踏み切りました。
下記にあるとおりです。
ENEOS株式会社(以下「弊社」といいます。)は、「ENEOSでんき」の燃料費調整における上限価格の設定
を 2022 年 11 月 1 日から廃止いたします。
引用元:info_220926.pdf (eneos.co.jp)
つまりは燃料調整額の上限価格廃止に伴う値上げです。
それで実際のところ筆者宅も11月30日まではENEOSでんきでしたので、10月分と11月分の電気料金を比較してみました。
もちろん10月と11月は比較的電気代が安い時期でもありますので、あまり参考にならないかもしれませんが、ある程度の目安にはなるのではないかと思います。
まず実際の請求された金額ですが
10月使用分 178kWh \4768円
11月使用分 188kWh \6161円
でした。
このように10月よりも11月は月の後半に、時々暖房をつけた影響か10kWh使用量が増えています。
それに伴って料金も、\1393円高くなりました。
しかしよくよく調べてみますと、筆者の場合は12月1日にENEOSでんきをやめて、コスモでんきに切り替えました。
そこで解約手数料が発生していたのです。
解約手数料は\1100円です。
ENEOSでんきの場合は解約手数料がかかるとは知りませんでした。
なので実際は¥293円高くなっていただけです。
では問題の燃料調整額はどうなっているのでしょうか。
調べてみますと
10月分 \398.78円
11月分 ¥421.1円
となっています。
つまりは懸念していた燃料調整額ですが、上限価格の設定が廃止になっても、22.32円しか値上がりしていなかったのです。
もちろんいきなり大幅値上げになると、消費者の反発も強くなることも考慮されたのか控えめな数値です。
しかしこれぐらいならば、このままENEOSでんきに、とどまっていたほうが得策だったかもしれないと多少ですが後悔します。
今後、燃料価格の上昇をもたらしていた円安も歯止めかかりだし、さらに原油価格も下がりだしているので、将来的には燃料調整額は当面は落ち着きだすかもしれません。