最近は新聞販売店で働いても何もいいことはありません。
給料は上がるということはまずありませんし、配達や集金などを固定給でなくて歩合給で受けているならば、部数の減少とともに給料も下がっていることでしょう。
しかし最近になって、新聞販売店で働いて、いいことが起きるようになりました。
そのいいこととは何でしょうか。
そのことは、購読者が新聞契約の時に、新聞宅配契約と引き替えに購読者へ渡すサービス品、景品とも拡材ともいいますが、そのサービス品と関係しています。
このサービス品でスタンダードなものといえば
・洗剤、お米、缶ビール
といった品物です。
洗剤は一般家庭の洗濯で使用されている洗剤が扱われています。
お米は、2kg 3kg,5kgがありますが、ほとんどはブランド米です。
例えば、あきたこまち、こしひかりといいったお米です。
なので5kgの場合は2000円~3000円程度のサービス品といったところでしょうか。
他にもサービス品として扱っている物には
・インスタントコーヒー、ジュースセット、ハムセットなど様々な種類のサービス品が扱われています。
そしてどのようなサービス品を扱っているかは、新聞社によっても違いがありますし、新聞販売店によっても異なります。
ところで、さすがに最近は高価なサービス品はあまり見かけなくなりましたが、数年前までは高価なサービス品が扱われていたことがありました。
例えば
・電動自転車
・テレビ
・ダイソンの掃除機
などがありました。
このような高価なサービス品は3年以上の新聞宅配契約の引き替えとして用意されていたものです。
そしてつい最近まで、これらのすべてのサービス品は顧客の家まで、百貨店などから宅配されることになっていました。
しかし最近になって経費削減のために、これらのサービス品を新聞販売店がまとめて購入して、新聞販売店で保管し、新聞販売店員が、顧客の家まで持っていくようになってきました。
もちろんすべての新聞社や新聞販売店でそうしているわけではないかもしれませんが、一部の新聞販売店でそのようにしているのです。
なので新聞販売店の店内に、サービス品がたくさん置かれて、新聞販売店がおかげで狭苦しくなっている場合もあります。
そしてこのサービス品ですが、品物によっては、なかなか顧客に選ばれずに新聞販売店に置かれたままの品物もでてきています。
なかには賞味期限のある食品などもあり、賞味期限が近づいてくると、サービス品として顧客に渡すわけにはいきません。
そこで最終的には処分することになりますが、処分する前に、そのサービス品を新聞販売店の従業員に無償で持って帰ってもらうことになるのです。
例えば、オリーブ油セットとか、防災9点セット、洗剤、お米などを、もらった従業員もいます。
しかも新聞販売店で用意されるサービス品は、ほとんどはまずまずの品質のものなので、もらって、うれしいもので、とても助かるものです。
減った給料がそれで補えるとまでは言いませんが、しかし従業員はとても助かります。
もちろん新聞販売店で良い店員とみなされていなければ、店長からは何ももらえないかもしれません。
新聞購読料をクレジットカードや口座振替で支払うことのデメリット
コメント