インフルエンザなどの感染症が流行した時に新聞の集金はどれほど危険か

花画像 新聞 新聞販売店

新型肺炎コロナウイルス蔓延で、極力、人との接触を避けるようようにということが勧められました。

なので不要不急の外出による人の接触は、避けなければなりませんでした。

しかし仕事などで、どうしても人と接触しなければならないこともあります。

例えば医療従事者や介護士や保育士といった人たちは、感染しないように最大限の防御をしながらも、人と接触し、感染してしまっているというケースがあります。

 

ところで他の業種でどうしても人と接触しなければならない業種があります。

その業種とは新聞販売店の集金スタッフによって行われる

新聞の集金

です。

集金のさいには必ず人と接触することになります。

ですから、感染リスクが多少なりある仕事です。

 

では新聞の集金を行うことはどれくらい危険なのでしょうか。

 

様々な視点から分析してみると

まず集金先のお客さんが、感染している確率についてですが、このてんでアメリカのカリフォルニアで新型コロナの抗体検査が行われましたが、その結果について日本経済新聞2020/4/20の「感染者数、実際は50倍超か 米加州でコロナ抗体検査」という記事によると

ウイルスに感染した人は4月初めの時点で同郡の人口の推計2.5~4.2%に上り

感染者数、実際は50倍超か 米加州でコロナ抗体検査 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

と報じました。

過去の調査結果ですが、さほど多くはないということのようです。

もちろんこの検査の精度には問題があるようですがこの数字をそのまま、お客さんにあてはめてみると、接触するお客さんの多数は感染者ではないということになります。

しかも感染してるならばマスクなどをして対応されると思われますので、感染リスクは高くないでしょう。

 

もちろん

・若くて元気なために感染していても無症状の人な方がマスクをしないででてくる場合

・明らかに、なんらかの風邪症状のある人がでてくる場合

は警戒しなければなりません。

 

ところで仮に感染したお客さんと接触することになったとしても、集金場所は基本、風通しの良い屋外です。(なるべく家の中に入らないようにしましょう)

ですからその視点からしても感染リスクは小さいといえます。

 

さらに感染者と長い時間、接触すれば接触するほど感染する可能性は高くなります。

ある大学の先生が向かい合って食事を30分もするとかなり危険と言われていましたが、集金の場合は、お客さんとのおしゃべりをしなければ通常せいぜい1分以内で終わります。

ですからその視点からも感染リスクは小さいのではないかと思われます。

 

このように総合的に考えてみると、新聞の集金による感染リスクはかなり小さいのではないかと思われます。

 

もちろん集金スタッフはきちんとマスクをすること、集金業務中は目や鼻といった顔に絶対に触れないようにすること、帰宅時には、石鹸でしっかりと手洗いをすることは最低限、自分を守るために行わなければならないことです。

 

また集金のエリアで感染者が明らかに異常に増えてきている場合は、細心の注意を払わなければならないでしょう。

新聞販売店 – Wikipedia

感染経路 – Wikipedia



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