キッチンまわりの壁にはダイノックシートやクロスが使われていることが多いと思います。
例えばダイノックシートですが、粘着剤付きの印刷化粧フィルムのことで、キッチンまわりだけでなく建具やテーブル、机にも使用されていることがあります。
とくにキッチンまわりで使用されているダイノックシートは、防水防火性能があり、キッチンまわりの壁を保護する役目もあるようです。
このように保護機能と見た目をよくするキッチンまわりのダイノックシートですが、キッチンまわりにある場合は、年月とともに汚れてきます。
さらに劣化が進んで破れたりする場合もあるようです。
破れてしまった場合は、新しいダイノックシートを貼らなければならないでしょう。
しかしキッチンまわりのダイノックシートの場合は、新しく貼る作業が、かなり難しく素人ではなかなか、上手に行うことができません。
それで業者に行ってもらうことになりますが、その場合は、内装を施工できる業者に行ってもらうことになります。
しかしこの作業を施工できる作業者は多くはないようで、なかなか施工できる作業者がいる内装業者を見つけるのも容易ではないでしょう。
さらに行ってもらえることになっても工事費用として数万円以上がかかることになります。
なので、汚れを落とす程度の作業でよければ、自分でその作業を行ってみることができます。
どのように行うことができるのでしょうか。
このてんで台所まわりのダイノックスシートやクロスの汚れの多くは、油汚れです。
なので油汚れを落とすことのできる洗剤をスポンジや布などに含ませて、ダイノックスシートやクロスを傷めないように丁寧にふくことによって汚れを落とすことができます。
そして油汚れを落とすことのできる洗剤は
アルカリ性の洗剤です。
このてんで食器用の洗剤は多くはアルカリ洗剤なので、食器用洗剤を使うこともできます。
筆者も実際に食器用洗剤のアルカリ洗剤であることをラベルで確認したあとに使ってみるとダイノックシートの汚れが見事に落ちました。
追記:アルカリ洗剤は以下の場合は使用できません。
例えばアルミ素材に使うと黒ずんでしまう可能性があります。また木製品・畳などもシミができたり変色したりしますので、注意いたしましょう。