LED照明への切り替え 高額の費用負担が事業者には頭の痛いところ

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LED照明が売られるようになって、随分と時が経過しましたが、しかしLED照明の価格が高いために、やはり今でも、昔ながらの蛍光灯に頼ってしまいます。

2030年には蛍光灯は存在しなくなる?

ところで、知らなかったのですが、政府は2030年度には家庭やオフィス、工場などすべての照明のLED化を図るなど、LED照明を温暖化対策の重要な施策として位置付ける方針を打ち出しているというのです。

なので、大手の電機メーカーなどは、蛍光灯や水銀灯の生産を中止していく方向にあるようで、やがては電気屋さんの店頭には蛍光灯や水銀灯が売られることがなくなり、すべてがLED照明のみになるようです。

ウィキペディアにも

2014年3月には業界の先陣を切ってパナソニックが「白熱電球及び蛍光灯を用いる一般住宅向け従来型照明器具の生産を2015年度を以て終了し、今後はLEDへ完全移行する」旨を公式発表した(蛍光ランプ・電球型蛍光ランプ・一部白熱灯は交換用途に絞って生産を継続。2014年3月4日付の朝日新聞・日本経済新聞経済面記事にて報道。なお卓上型の電球及び蛍光灯器具と乾電池や充電式電池で駆動する蛍光灯アウトドアランタンは2011年限りで生産を終え、LEDへの移行完了)。こうした「脱蛍光灯」の動きは今後国内他社にも広がる可能性がある。なお白熱電球の生産は(一部特殊用途を除き)2012年度を以て国内メーカー全社が完全終了した。

LED照明 – Wikipedia

と書かれているとおりです。

なお、生産中止といっても交換用のものは一部のメーカーで、生産しているようで、2030年ごろまでは、現在の蛍光灯が使えるようです。

しかしいずれはLED照明にしなければならないことも事実で、初期費用は高くつきますが、LEDへと移行していくことが必要になってきます。

このことは家庭でもそうですが、特に頭が痛いのは事業所など、たくさんの照明器具が設置されている場合で、切り替えのためにはかなりの費用がかかります。

例えば、体育館などの大きな施設の場合は、LED照明への切り替えに数千万かかる場合があるんだとか・・。

いずれにしても体力のない事業者にとって、LED照明への切り替えは頭の痛い課題になりそうです。

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