朝日新聞が2023年5月より4400円から4900円に値上げしました。
500円の大幅値上げです。
どちらかと言えば庶民よりと思えた朝日新聞が庶民の気持ちを踏みにじってでも大幅な値上げに踏み切ったのは筆者としても驚きでした。
本紙購読料改定のお知らせ | お知らせ | 朝日新聞社の会社案内 (asahi.com)
ところで、残る読売新聞、産経新聞、毎日新聞はどうするのか気になるところですが、読売新聞は2024年春までは現価格4400円を維持すると表明しています。
残る産経と毎日ですが、筆者は様子見をして決めるのではないかと思っていました。
しかし残念なことに毎日新聞も朝日新聞に追随して2023年6月に4900円に値上げすることを表明しました。
毎日新聞は4300円から4900円への600円もの大幅値上げです。
朝日新聞の値上げによって、筆者も朝日新聞から他紙に顧客が流れていることを、多少は筆者も感じてはいましたが、毎日新聞も追随するとは?
これで間違いなく毎日新聞から顧客が他紙へ移ることは確実です。
あるいは他紙へ移ることなく新聞購読をこれを機にやめる顧客も少なくないでしょう。
ジリ貧の毎日新聞は、さらにジリ貧になることでしょう。
値上げのダメージは朝日新聞よりも大きいかもしれません。
最近の毎日新聞の記事の傾向としては宗教二世問題を他紙よりも大きく取り上げていたように思いますが、そのことが宗教関係者の反発を食らい購読者離れの要因になっていたかもしれませが、さらなる購読者離れが生じることは間違いないでしょう。
これも天罰?
ところで気になるのは、産経新聞がどう動くかです。
ある情報では産経新聞も追随値上げするとの情報もありますが、新聞販売店では値上げに備えた動きは現時点ではありません。
読売新聞が来年春までは動かないということで、それに追随する可能性もあります。
とくに大阪では読売新聞とのし烈なシュア争いがあり、値上げとなると大阪での読売新聞とのシェア争いが不利になります。
あるいは過去に産経新聞のみが他紙よりも数百円安い時代がありましたが、そうすることによって他紙からの顧客を吸収するという作戦もあるかもしれません。
いずれにしても今後に新聞値上げの動向において産経新聞の動きは気になるところです。