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アジアと関西空港で直結の大都市の大阪は地代も上昇 大家への影響は?

2015年11月18日の毎日新聞に外国からの不動産投資の記事が掲載されていました。

具体的には大阪の心斎橋、難波、日本橋の中古物件が人気ということ・・確かに東京麻布を100とすると、香港234,9、台北165,7、上海151,3といことで、大阪は52,4でかなりマンションの価格水準が割安感があるのは事実です。(アジアの都市がバブルなのかもしれません)

そして大阪への投資先は 香港5割、中国4割、台湾1割となっていてます。これらの地域はすべて関西空港からの直行便もあり、これらの地域との行き来もかなり便利ともいえます。

また近年の円安傾向も投資をしやすくしている要因の1つといえます。

もちろん、外国からの大阪への投資ブームがいつまで続くかは不透明です。

外国人による大阪エリアへの不動産投資が活況。

ところで筆者も大阪近郊の阪神地区に住んでいますが、それが大家にどう影響するでしょうか。

 

影響その1 大阪近郊を中心に土地代が上昇する。

実際のところリーマンショックで筆者の物件の土地代は下落しましたが、近年再び上昇に転じています。それで固定資産税が上がってしまいました。

 

影響その2 駅に近いなどの、好立地のマンション価格の上昇。

確かに駅に近い分譲マンションは空いてもすぐに売れるような状態です。結果的に駅周辺のコストパフォーマンスの優れた賃貸物件も空室率の改善。

思いつくのはそれぐらいですが、実際に影響を感じているのは、固定資産税が上がったぐらいでしょうか。

将来、家賃が上がるかどうかはわかりませんが、まだまだ外国の一部の都市と比較して割安な大阪の物件、今後どう推移していくのか注視していきたいと思います。

 

追伸:2015年から何年が経過しましたが、大阪エリアの外国人観光客の人気は衰えません。というかますます増大しています。結果的にホテル需要が高まり不動産価格は上昇し続けています。さらに数年後には大阪万博の開催も予定されています。となると当分は大阪人気は続きそうな気配です。もちろん中国の景気減速の影響は受けるようになるかもしれませんが、しかし中国以外の東南アジアからの観光客や投資は期待できるのかもしれません。

 

大阪市の人口ですが、大阪市のウエブサイトによると

令和元年11月1日現在の大阪市推計人口は2,742,427人となりました。
令和元年10月中の大阪市の人口異動は、自然動態が744人減、社会動態が2,969人増であり、人口増減は前月から2,225人増となりました。
自然動態は、出生数から死亡数を差し引いて算出しています。
社会動態は、転入数から転出数を差し引き、その他の増減を加味して算出しています。

引用:https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000014987.html(アクセス日2019/12/15)

と書かれていて、社会動態が2,969人増ということで、大阪市内に移り住む人が増えているということがわかります。

昔は大阪市内からの流出が多い時代もありましたが、今は外国人観光客も激増し、さらに政治的な要因もあるのかどうかはわかりませんが、大阪は活性化しているように思います。

昔にはなかったような、タワーマンションや高機能なマンションも次から次へと建設されています。

大阪市 – Wikipedia

賃貸住宅需要が大きいエリアは人口が増加傾向にある?



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