読売新聞が新聞購読料を4037円(税込み)から4400円(税込み)に値上げしてから数年が経過しました。
他の全国紙、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞は新聞購読料を4037円(税込み)に据え置いたままでした。
そのようななか、地方新聞の神戸新聞が4037円(税込み)から4400円(税込み)に値上げするなど、一部の地方新聞で、値上げが行われました。
このような、ゆるやかな新聞購読料値上げの流れが続く状況のなかで、全国紙の毎日新聞が4037円(税込み)から4300円(税込み)への値上げを決断しました。
毎日新聞も経営状況が厳しく、新聞購読料でなんとかしようということなのでしょう。
それにしても毎日新聞に対峙する朝日新聞はもともと本業の新聞業は苦戦しているものの、副業の不動産業が好調で、値上げしなくてもやってこれた朝日新聞ですが、長引くコロナ渦にあって不動産業にも不透明感が生じてきているようで、今後、朝日新聞がどう動くかが注目されていました。
どちらかといえば社会派の朝日新聞ですが、社会に嫌われる新聞購読料の値上げに朝日新聞が踏み切れるかどうか言われていましたが、値上げに踏み切りました。
そして朝日新聞が新聞購読料を値上げしたために、産経新聞も追随しました。
そして有力な地方新聞も朝日新聞に追随するものと思われます。
ところで一部メディアによると、読売新聞が値上げしたことによって、新聞購読料は読売新聞と朝日新聞との間で、363円生じるようになりました。
年間では約4000円です。
それでこれまではトップシェアを誇っていた読売新聞から朝日新聞に顧客が流れ、トップシェアの入れ替え論について見たことがあります。(実際はどうなっているかわかりません)
そして新聞購読料の値上げが客離れを招くのは間違いない事実です。
販売店からの話だと、新聞購読料を値上げした神戸新聞ですが、値上げとともに幾つかの解約があったようです。
どちらかといえば顧客層が安定している神戸新聞でもです。
となると毎日新聞がもしも新聞購読料を値上げするとなると、かなりの顧客離れが生じることでしょう。
重要な追記:現在の朝日新聞の購読料は
4400円(税込み)です。
毎日新聞は4300円(税込み)です。
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産経新聞は4400円(税込み)です。
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