クレジットカードのJCBですが、クレジットカードの付帯保険の改定が行われました。
この改定によって、良くなった事柄もあれば、残念に感じる事柄もあります。

JCBゴールドカード。還元率よりも付帯保険や他の特典が充実している。
まず今回の改定でよくなったてんですが、スマートフォン保険が付帯されたてんです。
補償内容は以下の通りです。
- JCB一般カード:破損
- ゴールドランクのクレジットカード、デビットカード全般:破損
- ゴールド ザ・プレミア:破損
- プラチナランクのクレジットカード、デビットカード全般:破損
- ザ・クラス:破損、火災、水濡れ、盗難
このように一般カード以上であるならば、破損の場合は補償されることになります。(JCBの使えるカードでも対象外のカードもあります)
そしてザ・クラスになると、破損に加えて、火災や水漏れや盗難も補償に対象になります。
また補償される条件としては、JCB本会員のスマートフォンであること、そして少なくとも3カ月連続でJCB本会員カードで支払っていること(家族カードは対象外)、購入後24ヵ月以内(JCBザ・クラス会員様は36ヵ月以内)のスマートフォンであることなどの条件を満たしている必要があります。
また補償限度額は
- JCB一般カード:30,000円
- ゴールドランクのクレジットカード、デビットカード全般:50,000円
- ゴールド ザ・プレミア:50,000円
- プラチナランクのクレジットカード、デビットカード全般:50,000円
- ザ・クラス:100,000円
となっています。
さらに自己負担額は1万円(盗難の場合は1万5千円)です。
ということで、多少補償内容や適用条件で不満なてんもありますが、しかしないよりはあるほうが良いでしょう。
ところで今回のJCBカードが付帯保険を改定で残念なてがあります。
それはこれまで付帯されていた海外国内の旅行傷害保険が自動付帯から利用付帯に変更されるてんです。
これまでは旅行にさいして、JCBカードを使用しなくてもよかったのが、今後は旅行代金や公共交通機関の代金などをJCBカードで支払った場合にのみ適用対象になります。
とくにJCBゴールドの場合は、国内旅行傷害が自動付帯されていましたので、高い年会費を支払うだけの意義があると感じていましたが、利用付帯になると、その意義は半減します。
この変更は2023年4月1日(土)出発以降に適用されます。
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