マンションの家賃が1万円台のエリアも なぜそんなにも安い

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ワンルームマンションといえば、昔は家賃といえば4万円以上するものと思っていましたが、最近は極端な場合、家賃が1万円や2万円台のワンルームマンションも現れるようになってきました。

ここまで下がると、物件オーナーさんも、ほとんど儲かっていないのでは、儲かるどころか赤字のアパート経営を強いられているのではないかとも思ってしまいます。

ところでそのことと関連してですが2015年12月12日の日経新聞電子版に大家にとっては衝撃的な記事が掲載されていました。

通勤圏にありながらマンション賃料が極端に下落している地域があると書かれています。

具体的には単身向けの家賃が2万円台になっているというのです。

アパート画像

単身者向けのアパート。家賃相場が大きく下がっているエリアもある。

原因はなんでしょうか。一言で要約するならば、空室がなかなか埋まらないために賃料が下がるということです

それではなぜ空室が埋まらないのか。

この日経の記事からまとめてみますと・・

その1 近くにあった大学が移転してしまった。(相模原市、八王子市、松戸市など)たしかに大学生をあてにしている賃貸住宅は入居と退室のサイクルが速く、大学が移転してしまうと大きな打撃を受けることは予想できます。

その2 賃貸住宅が乱立している地区においては、入居希望者は減らなくても、駅から15分以上、築年数が古いマンションは人気がなく家賃が下がりはじめている。

たしかに賃貸住宅は駅に近いほど入居希望者が多くなるのは当然だと思います。

また築年数が古くなると間取りや設置している設備も人気のない古くさいものになっていきます。

ところで上記の事柄は特定の地区でみられる現象ですが、全国的にみられる賃料を下げる要因になっているのは人口減少と、アパートマンションの新規供給が続いていることです。

たしかに人口は減っているのに、新しいアパートが右肩上がりに増え続ているならば、当然どこかで空室が増えるのは仕方のないことです。

ところで日経の記事にあるような賃料の極端な下落は、私の物件のある地域では今のところはみられていませんが、対岸の火事ではすまされない事柄です。私の物件も将来、絶対にそうならないと断言できませんし、いつ何がきっかでけで、家賃収入の大幅な減少が生じるかわかりません。

そう考えてみると大家というのは、リスクの大きい職種のようです。

追記:ワンルームマンションについてウィキペディアには

ワンルーム型: 居室、ダイニング、寝室等に仕切りがなく一体になっている。ただし、トイレや風呂場は別になっている。

マンション

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/マンション#住戸形態(アクセス日2020/5/24)

と書かれています。

このようにワンルームマンションは一つの部屋とトイレとお風呂が一体になったユニットバスという形態が多いようです。

ただこの形態のお部屋の人気が近年はないようです。

というかトイレとお風呂が一体になったユニットバスが敬遠される傾向にあるようです。

そのために、そのような形態のワンルームマンションの家賃の下落が生じているようです。

最近では2万円台どころか1万円台の家賃になっているワンルームマンションもあります。

そして1万円割れの家賃になっているものもあるかもしれません。

そうなると大家さんは、賃貸住宅経営が、かなり厳しくなっているのではないかと思われます。