2021年7月より朝日新聞が4037円から4400円に、毎日新聞も4037円から4300円に値上げします。
読売新聞は2019年1月に4400円に値上げしましたが、今になって地方新聞も含めて、新聞の値上げが相次いでいます。
そのようななか、全国紙のなかでは、産経新聞のみが、4037円を維持していました。
ひょっとすると産経新聞は4037円を維持したままで、値上げを嫌う朝日新聞や毎日新聞の購読者を引き寄せようという戦略なのではとも考えていましたが、実際、ちらほらと朝日新聞などから産経新聞へとの流れもあると聞いています。
しかし産経新聞の販売店の経営状況は厳しく、なんとかしなければならない状況でもありました。
やはり他社と同じように、新聞購読料の値上げで、対処することになるのかとも考えられていました。
そしてやはり、産経新聞も値上げするようです。
いつからの値上げかというてんですが、2022年8月からです。
新聞購読料値上げとなると、新聞販売店が忙しくなります。
購読料値上げに向けた準備が行われていきます。
ところで購読料の値上げとなると、一定数の購読者からの強い抵抗が生じます。
これはいつでもです。
これを機に、購読をやめる人もいることでしょう。
また購読料を巡って、販売店と購読者との間で、ややこしい話し合いをしなければならないケースも生じます。
いずれにしても、購読者にとって購読料の値上げは、ショッキングな出来事なので、その影響が必ず生じます。
それにしても4300~4400円となると、ますます若年層の新聞購読が遠のくように思われます。
とくにネットで簡単にニュースが届く時代、新聞購読の必要性がますます感じなくなっていくでしょう。
昔は新聞購読料が3000円を割る時代がありました。
この当時は、購読者も多く、購読者も月額3000円程度ならばという感覚で購読していたと思います。
それが4000円以上になると・・
日本の新聞の宅配システムも、もはや末期状態なのでしょうか?
ただ今回の値上げで良いことがあります。
それはこれまでは4037円という中途半端な価格で、購読者からは、もっとすっきりとした価格にならないのかといったご意見がありました。
集金スタッフも、1円や5円、10円といった小銭を用意していなければなりませんでした。
それが今回、100円単位の価格なると、すっきり感があり、集金もしやすくなります。
産経新聞 西日本地区(大阪本社版)&グループ各紙 ご購読お申し込みサイト (o-sankei-hanbai.com)
スポンサーリンク