コーヒーといえば、いまや、なくてはならない飲料となっている方も少なくないと思います。
朝に一杯のコーヒーを飲んで、目を覚まし、ランチ後の一杯や休憩時にリラックスするためにコーヒーを飲むということもあるでしょう。
たしかにコーヒーには、覚醒効果やリラックス効果があることが知られています。
それにしても、コーヒーには、なんらかの効果があることは知られていますが、しかし健康については昔から賛否両論があります。
昔はコーヒーを飲むと、癌になるという噂もあったように思いますが、最近はコーヒーと癌に直接の因果関係があるわけではないことが明らかになっています。
しかしコーヒーにはカフェインが多く含まれており、このカフェインが健康を害するおそれのあるものであることは事実です。
このてんで厚生労働省のサイトには「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」によると
カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。
引用:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ (mhlw.go.jp)
と書かれています。
このようにカフェインは中枢神経に影響を及ぼすので、結果として
・興奮
・不安
・不眠症
などを引き起こす場合があるということです。
もちろん健康上の問題もなく妊婦でもなければ、幾らかのカフェイン接種は問題はないようです。
しかし過剰摂取は禁物です。
上記の厚生労働省の記事には
カナダ保健省 (HC)・・
・少量のカフェイン摂取はほとんどのカナダ人にとって懸念はないが、過剰摂取は不眠症、頭痛、イライラ感、脱水症、緊張感を引き起こすため、特に子供や妊婦、授乳中の女性は注意すること。
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。
・カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(マグカップで約2杯)までとする。
と書かれていて、カナダ保健省の見解ですが
健康な成人はマグカップ約3杯まで
となっています。
ということは健康でない人、子供や妊婦は、この基準よりもさらに摂取量を抑えなければならないということになります。
もしも最近、どうもよく眠れないということがあるならば、その原因の1つはコーヒーなどのカフェイン入り飲料の飲みすぎがあるのかもしれません。