瀬戸内海の真ん中付近に香川県小豆島があります。
島の広さは瀬戸内海のなかでは、淡路島に次いで大きな島で、海あり山ありの魅力的な島です。
そして人口は約2万8千人ということですが、減少傾向が続いています。
小豆島においても、多くの地方と同じで、若者の多くが小豆島を離れて、高松や関西圏、東京圏などに移り住んで家庭を築いたりしていますので、どうしても人口は減少し、高齢者世帯が多くなっています。
そのような小豆島における、新型コロナの影響ですが、外国人観光客の激減という影響は新型コロナが流行し始めた頃はあったと思いますが、しかし島内での感染者というのは、ほとんどでなかったようです。
しかしいわゆるコロナ第3波においては、ほとんど感染者がでなかった小豆島にも異変が生じています。
このてんについて山陽新聞2020/12/7の「新型コロナ 香川県で10人感染 県内での確認175人に」という記事には
香川県と高松市は7日、新たに10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。香川県内での感染確認は175人となった。
高松市は1人で80代女性。小豆島町は20~60代の男女6人。土庄町は40、50代の女性3人。
小豆島町の感染者のうち、60代男性と20代女性、50代女性の計3人は、既に感染が確認されている40代男性の濃厚接触者。残る7人の感染ルートは分かっていない。
引用:https://www.sanyonews.jp/article/1078979(アクセス日2020/12/8)
と報じました。
このように12月7日だけで島内で9人も感染者が確認されたのです。
もちろん東京や大阪のように、1日で数百人が感染確認がでているよりは少ないように思えますが、しかし東京都、約1000万人の人口、大阪府、880万人の人口に対して数百人なのに対して、小豆島は約2万8千人で9人ということですから、少ないということはありません。
しかしそれにしても、これまでは島内でコロナ感染者がほとんどでなかったのが、今になって増えているのはなぜでしょうか。
やはり国内からの旅行者によるところもあるのでしょうか。
といっても観光業も重要な産業なので、小豆島への観光客をシャットアウトするのも難しいでしょう。
それでも小豆島には高齢者も多いので、島内での感染拡大は深刻な問題です。
しかも対応できる医療機関のキャパの問題もあります。
いざとなれば高松などの病院に対応してもらうことになるでしょうか?
私も小豆島には馴染みがあり、妻とともに小豆島に行かなければならない用事があるのですが、当分は行くのを控えたほうがよさそうです。
追伸:12月8日にも小豆島で17人の感染確認がありました。
もはや危機的な状況です。
小豆島フェリー無料キャンペーンも停止になるようです。