先日のことですが、保健所に行ってきました。
自転車で25分程度かかるところにありますが、自転車で行ってきました。
公共の交通機関を利用して行くこともできるのですが、コロナが怖いので、安全な自転車で行ってきました。
ところで保健所に行った理由ですがそれは
大腸がん検診の検査キットを持っていく
ためです。
この大腸がん検診ですが、検査容器を自宅に持って帰り、2日にわけて便を採取し、それを保健所か最寄りの医療機関に持っていくことができます。
最寄りの医療機関の場合は、徒歩5分ほどのところにありますが、医療機関に持っていった場合は、さらに検査結果も聞きに行かないといけないわけですが、保健所の場合は持っていけば、検査結果は郵送で送られてきますので、行くのが1度限りですむということで遠い保健所のほうに持っていきました。
ちなみに検査料は¥900円です。
しかし本当の検査料は約¥5000円ほどするんだそうです。
しかし自治体のほうから、¥4000円ほどの助成金がでますので、¥900円で受けることができます。
もちろん自治体によって助成の仕方は異なるとは思いますが、しかし厚生労働省が大腸がん検診に力を入れているのは事実だと思います。
そして厚生労働省のウエブサイトの「がん検診」では
厚生労働省では、がん検診の効果について、評価を行い、科学的根拠に基づいて効果があるがん検診をお勧めしています。また、こうしたがん検診が市町村の事業として行われるよう、指針を示しています。
引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html(アクセス日2020/7/16)
と書かれています。
ところで上記の大腸がん検診ですが、調べるのは便に血液が混じっていないかどうかを調べる検査です。
もしも大腸がんになっているならば、大腸から出血することが考えられるので、それを調べるのです。
ですから大腸がん以外の出血、痔とか大腸ポリープ、大腸炎で出血がある場合も、引っかかることになり、その後、精密検査を受けることになります。
そしてこの検査でひっかる割合は、5~10%ぐらいで、受けた人の10~20人に1人ぐらいの割合で、さらに精密検査を受けて大腸がんと診断される割合は、0.5%程度ということなので、精密検査を受けても、ほとんどは大腸がんではないということのようです。
しかしこれらの検査で大腸がんが見つかることもあり、しかも70%程度は治癒が可能な早期のがんということなので、受けていて悪いことはないでしょう。
とくに日本の場合は、大腸がんにかかる人が増えており、そのために死亡する人もいます。
しかも女性の場合は、大腸がんが、がんの部位別死因の第一位となっており、侮れないものとなっています。
そして年間、約5万人が大腸がんで亡くなっているということを考えると、大腸がん対策を取っておくのが重要だといえるでしょう。