新型コロナウイルスの流行が続くなか、テレビのニュースなど見ていると、少しずつではありますが、この新型のウイルスについていろいろとわかってきたこともあります。
もはや世界の敵とも言える、新型ウイルスですが、知れば知れるほど怖さも増大しますが、それとともに重症化から死へのパターンもある程度、わかってきたような気がし、食生活や日常生活にどんなてんに気をつければ効果的に重症化を防げるかについてもある程度わかってきたようにも思います。
ところでこの新型ウイルスに感染しても、なかには軽症のまま治ってしまう方もいれば、全く無症状で終わる方もいるようです。
その場合は、それでいて他の人に感染させることもなければ、それでいいのかもしれませんが、そうでない場合は怖い病気です。
どうなてんが怖いかというと
まず新型ウイルスに感染すると
血栓ができやすくなる
のではないかと言われています。
そのために脳梗塞などが起きやすくなることが、懸念されています。
この場合は、脳梗塞のような症状が表れたならば直ちに病院に行って治療を受けることによって、絶命を回避することができる可能性が高いと思われます。
ところで新型ウイルスのもっと怖いてんがあります。
それは重症化のスピードが非常に速く絶命してしまうことがあるというてんです。
とくに中年から高齢男性で、あっという間に重症化が進み絶命してしまうというケースが相次いでいます。
その原因は、明確化されているわけではありませんがどうやら
体内の免疫の暴走
が原因ではないかということがわかってきているようです。
この体内の免疫機能ですが、本来は体内に侵入した、細菌やウイルス、また悪性腫瘍と闘ってくれるとても重要なものです。
しかしその免疫機能が、なんらかの理由で、暴走する、つまりは正常な細胞にまで攻撃することによって身体が大きなダメージを受けることで、重症化そして絶命へといたってしまうのです。
しかもこの免疫の暴走ですが、100年以上前に世界中で大流行し数千万人~1億人ほどが犠牲になったスペイン風邪も、この免疫暴走が関連していたのではないかと言われるほど、怖い症状なのです。
つまりは絶命への方程式が、スペイン風邪も新型コロナウイルスもよく似ているというてんで不気味なのです。
ところでこの免疫暴走を予防さえすれば、ある程度は新型ウイルスに感染しても重症化を防げるのではないかと考えることができます。
実際、免疫暴走が原因といわれる関節りゅうまちの薬が、コロナによる重症化を抑えるのに効果があるかもしれないという専門家もいるほどです。
では普段の生活でどうすれば免疫の暴走を防ぐことができるのでしょうか。
このてんで鍵となるてんの1つは腸内環境にあるようです。
つまりは腸内環境をよりよいものにすることによって、免疫機能が正常に働くように促すことができるのです。
そして腸内環境をよくするために行えることは意識的に食物繊維を摂取することです。
このてんについて厚生労働省のウエブサイトには
食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html(アクセス日2020/5/7)
と書かれています。
それで
食物繊維をしっかりと摂取→腸内環境の改善→免疫機能の正常化(暴走化予防)となれば新型ウイルスに感染しても、あまり怖くないのではないかというのです。
もちろんこの新型ウイルス、未知な事柄が多いので、どんなリスクがあるのかついても十分に分かっているわけではありません。
また個人の体質や年齢も様々なので、一部の人は効果があってもすべてに人に効果があるというわけでもありません。
ですから腸内環境が十分に良ければ、コロナによる重症化が生じないという保証はありません。
やはり今後も感染しないように細心の注意を払い続けていかなければならないでしょう。