大家の課題 物件の相続問題

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賃貸住宅の大家をやっていて時々、考えてしまうことがあります。

それは、だれを後継者にするかということです。

実際のところ中小や零細事業者の多くが今、後継者問題をかかえています。

もちろん事業者の場合、廃業して何も残らなければそれで良いのかもしれません。

しかし賃貸住宅の場合は、廃業するわけにはいきません。

建物そのものが残るからです。

いっそ建物も土地もだれかに売却すれば、それで良いのかもしれませんが。

ところで父の場合は、私を後継者にすることを条件に、りそな銀行からアパートマンションローンを借り入れることができました。

ですから父が亡くなった時は、すぐに後を継ぐことができました。

問題はじゃあ私が亡くなった後、だれに後を継いでもらうか、今のところ明確に決まっていません。

きちんとした生活をしている子供がいるならば、子供に継がせますが、子供がいません。

まだ50歳代なので、すぐにどうこうなることはありませんが、万が一の時は、取りあえず妻が後を継ぐことになりそうです。

しかし妻に先立たれてしまった場合、だれが後を継ぐのか、いささか心配になります。

りそな銀行画像

りそな銀行。アパートローンも扱っている。

おそらくは法定相続人になる弟か母がそれにあたるのかもしれませんが、相続してくれるかどうかという問題もあります。

ところで後継者を明確にしていることのメリットとしては、銀行との付き合いがあります。

例えば、もし追加融資が必要になるならば、後継者がしっかりと決まっているならば、銀行も融資しやすくなります。

大家であるならば、ある程度の借入金があるならば、相続税対策にもなるので、銀行との付き合いは大切です。

またいずれ建物は古くなり建て替え等が必要になるかもしれません。

そのさいにも後継者がしっかりと定まっているならば、億単位での借り入れが必要になるかもしれませんが、しっかりとした後継者が決まっているならば、銀行も融資してくれることでしょう。

大家事業が継続的に行われるためには、しっかりした後継者が必要です。

こういった時に、しっかりとした子供がいてくれたらなあとも思うのですが、50にもなるとどうしようもありません。

もしも私が急死した場合は、妻が相続することになりますが、その後はどうなるのかと・・。

追伸:ところで相続人となりえる相続人の順位についてはウィキペディアによると

相続順位[編集]
被相続人の血族は次の順位で相続人となる(887条・889条)。
1被相続人の子
2被相続人の直系尊属
3被相続人の兄弟姉妹
また、被相続人の配偶者は常に相続人となり、上記の順位で相続人となった者と同順位で相続人となる(890条)。同順位同士との相続となるのであって、遺言による指定がない限り他順位間とで相続することはない。他人同然の関係の人間は遺言で指名されるか養子縁組の手続きをしない限り、相続権は一切ない。例:血縁上の異母姉妹に父親の相続権は全員にあっても異母の財産を相続する権利はない。

相続

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/相続#相続順位(アクセス日2020/1/25)

と書かれています。

配偶者や子は常に相続人になりますが、親兄弟も相続人となりえるということがわかります。

しかしやはり相続したものを長く所有していてほしいということから、子供がいるならば、子供に相続させたいと思うのが自然なことといえるでしょう。