マイナス金利導入後の今 何か変わった?

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大家にとって気になることの1つが今の金利です。

特にアパートマンションローンを借りている大家さんは金利が気になることでしょう。

例えば1億円以上の借り入れがあるならば毎月10万円以上銀行に利息を支払っている大家さんも少ないと思います。

10万円ということですから金利が1%でも上がったり下がったりするだけで、支払う利息も随分と変わってくるのです。

りそな銀行画像

りそな銀行。アパートローンも扱っている。

ところで近年、日銀が驚くべきことを行いました。

さらなる金融緩和のためにマイナス金利を導入したのです。

これは中短期的には金利の低下をもたらす政策です。

多くの大家さんは今は変動金利でローンを借りていると思いますが、2016年7月から金利が下がる可能性があると期待していましたが、今のところ変動金利は下がっていません。

おそらくは短期プライムレートと変動金利は連動するようですが、短期プライムレートそのものは変わっていないので、変動金利も変わらないんだと思います。

ところで2016年1月29日、産経新聞にはマイナス金利の影響について簡潔にまとめられていました。

「「なぜ導入?」「副作用は?」 住宅ローン金利は下がる可能性」という記事ですが。

その記事によると

日本国債を買う動きが強まり長期金利の低下が進めば、それを指標とする住宅ローン金利も下がり、住宅購入の際にもっとお金を借りやすくなるかもしれない。・・円安が進む効果が見込まれる。

引用:https://www.sankei.com/economy/news/160129/ecn1601290061-n1.html(アクセス日2019/8/23)

効果については

①ローン金利が下がる

ということですが、固定金利については以前よりも下がっているように思われます。

さらに

②通貨安、つまりは円安

つまり円安を促し、日本の企業が国際的な競争力を得る助けになるということです。

しかし最近は、円安どころか円高にぶれることもあり、円安効果はイマイチといったところでしょうか。

おそらくは最近は欧米も景気後退に備えて金利を上げられない、というか場合によれば金利を下げる局面になっています。

ということは日銀も当分は、金利を現在の水準よりも上げることは、ほぼあり得ないということになるようです。

もちろん万が一、日本国債が投げ売りに遭うならば、金利が上がる可能性はありますが。

しかしコントロールしやすい短期金利については、日銀は現水準を維持していくでしょうし、変動金利が上がる懸念はあまりないように思われます。

追記:マイナス金利についてウィキペディアには

通常の金利政策(正の値の金利)の下では、民間銀行は中央銀行の当座預金にある準備預金のうち、法定額を超過した部分(超過準備)に対してしばしば利子を受け取っている。しかし、マイナス金利政策の下では、民間銀行が中央銀行に(中央銀行の当座預金の超過準備に対して)利子を支払わなければならない[1][2]。マイナス金利政策は、その国の通貨を切り下げる圧力につながるため、その国の輸出を促進しうる[2]。また、マイナス金利は民間銀行の資金を退蔵させておくのではなく投資へと向かわせる圧力となる。

マイナス金利政策

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/マイナス金利政策(アクセス日2020/2/26)

このようにマイナス金利の意図するところは

・通貨安を誘導し輸出を促進

・金融機関が積極的に融資するように圧力をかける

ことにあるようです。

ですから個人のローンの金利を下げることとは直接に関係するわけではないようです。