年末年始となると、仕事も休みになったり、親族などと時を過ごしたりしたりして、いつもとは生活のリズムが異なり体調を崩してしまうということがないでしょうか。
数年前のことですの年始のことですが親族が来て楽しく日々を暮らしましたが、1月6日の午後から胃の調子がおかしくなり何度も吐いてしまいました。
どうも急性の胃の病気にかかったようですが、それから数日、胃も腸もすっきりしない状態が続いています。

年末年始に発病するケースがある。
ところで妻のほうはもっと重篤で、同じ1月6日に発熱し、しかも体のフシブシが痛くなりこれはインフルエンザだと思い病院へ行きました。
その結果はインフルエンザでなく
細菌性腸炎とのことです。
この細菌性腸炎については
福井県感染情報によると
熱が出たり、腹痛、嘔吐や下痢がみられます。血便をみることも多く、ときに重症になります。カンピロバクターやサルモネラ、病原性大腸菌、腸炎ビブリオ、エルシニアなどの細菌が原因でおこる腸炎です。カンピロバクター腸炎は汚染されたトリ肉、サルモネラ腸炎は汚染された肉や卵、あるいはミドリガメなどのペットが感染源となります。
引用:kansen.erc.pref.fukui.jp/ih650009.htm (アクセス日2019/6/23)
と書かれています。
それで結局、2日間病院へ行き、保険が効いても約5000円を医療費として支払い薬をもらって帰ってきました。
毎日、薬を飲み養生していますが、数日たっても熱こそは落ち着いてきたものの胃腸の状態、体が痛むことはまだすっきりとしていないようです。
ところで細菌性腸炎、通常は子供が発病するものですが、たまに成人した大人でも発病することがあるようです。
年始に親族が来て、気をつかった疲れから発病したのかもしれません。
原因は最近はトリ肉が多いようで、屋台で焼き鳥を食べたとか、唐揚げ、その他の料理で食べた鳥が原因のようです。
そういえば、食べたお雑煮にトリが入っていたような気がしますが・・
この年のスタートは良かったものの、その後、つまずいてしまったような感じです。
年始は楽しい時期でもありますが、いつもの生活習慣が乱れ、食事もつい食べ過ぎてしまう時でもあります。
体調を崩さないように注意いたしましょう。
追記:厚生労働省のウェブサイトにはウィルス性、細菌性腸炎について
感染性胃腸炎
(1)
定義
細菌又はウイルスなどの感染性病原体による嘔吐、下痢を主症状とする感染症である。原因はウイルス感染(ロタウイルス、ノロウイルスなど)が多く、毎年秋から冬にかけて流行する。また、エンテロウイルス、アデノウイルスによるものや細菌性のものもみられる。(2)
臨床的特徴
乳幼児に好発し、1歳以下の乳児は症状の進行が早い。
主症状は嘔吐と下痢であり、種々の程度の脱水、電解質喪失症状、全身症状が加わる。嘔吐又は下痢のみの場合や、嘔吐の後に下痢がみられる場合と様々で、症状の程度にも個人差がある。37~38℃の発熱がみられることもある。年長児では吐き気や腹痛がしばしばみられる。
引用:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-18.html(アクセス日2020/1/15)
と書かれていて、やはり嘔吐、下痢を主症状とするもので、医師の診断を受けたほうが良いようです。
医師は感染症の腸炎の場合、しかるべき機関に届け出をすることが義務付けられているようです。