不正や施工不良が相次ぐなか物件オーナーは割が合わない?

シェアする

2019年になってレオパレス21のアパート施工不良事件に始まって、つい最近は、あの大和ハウス工業の一部でも不備物件があったことが大きなニュースとなりました。

レオパレス21については以前から、遮音性がとても悪い物件があるとの噂があり、アパート施工不良が表沙汰になってからは、やはりと感じた方も少なくないと思います。

その一方で大和ハウスについては、住宅品質は良いとの評判だったので、あの大和ハウスがと、ショックを受けた方も少なくないことでしょう。

花画像

建設業界では、以前から不正や施工不良の問題は、後を絶たない。

ところで数年前には杭打ちの偽装についてのニュースが話題になりました。

当時ならば高価な分譲マンションを買っているならば、うちのは大丈夫なのだろうかと不安に思った方も少なくなかったことでしょう。

思えば分譲マンションを購入する人が増えたのは、低金利時代に突入し、住宅ローンが組みやすくなったことがあります。

またマンションの各部屋の機能も充実してきたのもあるかもしれません。

阪神大震災直後は多くの分譲マンションに損壊が発生し、損壊に対する保険がきかないこともあって多くの方が、住宅は失ってもローンは残るといったことがあり、分譲マンションのリスクが意識されたこともありました。

しかしだんだんとその意識も薄れ、地震保険なども充実してきたこともあってか、近年、分譲マンションブームになり多くの方が、賃貸住宅から、一戸建て住宅から分譲マンションに移り住んだ方も多かったと思います。

私の親戚や知り合いにも、そのようなかたちで現在、分譲マンションに住んでいる方もたくさんいます。

しかしこの杭打ち偽装事件をきっかけに、再び分譲マンションのリスクが意識されるようになったように思います。

そしてそれ以降、分譲マンション購入に慎重になった方もおられたことでしょう。

そして一方、比較的、気軽に入居と退去のできる賃貸住宅に流れる方も少なくないのではないでしょうか。

このことは賃貸物件を持つ、大家さんにとって朗報ともいえるかもしれません。

特に家族向け賃貸住宅が見直されるように思われます。

私の近辺でも家族向け賃貸住宅の空室が目立つようになっていましたが、これを機にどれぐらい空率が改善されていくでしょうか。

今後の住宅事情を注視していきたいと思います。

追記:講談社のウエブサイトのなかの榊敦司さんの記事が目に留まりました。

その記事のタイトルは「東京都下の某タワーマンションを襲った「手抜き工事」の悲劇」というものですがそれによると

マンションが華やかであるのは、新築販売時に巨額の宣伝費をかけて広告をしているあいだと、新居に引っ越してきて、喜びを隠せない人々が気分を高ぶらせている最初の数年だけ。あとは、何十年にもわたって老朽化と戦い続けなければならないのだ。

引用:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63668(アクセス日2020/3/2)

と書かれています。

つまりはマンションというものは、老朽化していくもので、老朽化を食い止めるべくメンテナンスを怠るべきでないというのです。

しかもそれに珍しくない施工不良が加わると、さらなる出費が求められる場合があるのです。