アパートマンションの相続 銀行手続きの開始(-_-;)

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賃貸アパートやマンションの相続ですが、私の父が亡くなってから取引銀行のりそな銀行からすぐに支店長さんがやってこられました。
そして銀行口座は、これからしばらく間、凍結にするとのことです。
つまり銀行口座のお金を出し入れすることができなくなるのです。
このような処置は口座名義人が亡くなれば行われる処置で、相続人のなかで、きちんと相続の配分などが決まるまで、凍結状態が続きます。
ですから人が亡くなるまでに、口座のお金をすべて引き出すべしと言われる方もおられますが、そう言われるのもうなずけます。
マンション画像

アパートマンションの相続の時に銀行との手続きが最も時間や手間がかかる。

ところで私の父がアパートマンションローンを借りていたのは、りそな銀行の某支店です。
この店では15人~20人ぐらい働いているようですが、正社員は4~5人で、あとはすべて契約社員かパート従業員だそうです。
銀行も随分と人件費削減に力を入れるようになったものです。

そしてしばらくしてから銀行の渉外担当者と次長クラスの行員さんと2人で相続に関する届出書という書類を持ってこられました。
要するに正式に相続人手続きが完了するまでは、これまでの返済を行ってほしいというものです。
父もローンを組んだ時は、すでに70歳を超えていましたので、団体使用生命保険には加入していませんでした。
それで私が債務を負うことになりました。
父の銀行口座の凍結状態は続いていても、相続人のほうで、これまでの返済を行い続けてもらうというのです。
このてんでの銀行の対応は、かっちりしています。
もちろん不動産の管理会社からの家賃収入は私の銀行口座に入金されるようになっていたので、その家賃収入のなかから返済のあてることができますので、困った事態にはなりませんでしたが。
しかしこれで銀行の手続きかすべて完了したわけではありません。
これから本格的に銀行との手続きが始まります。
そして銀行との手続きが完全に完了するまでに今後ですが4カ月ほどかかることになります。
そのてんについては後日、詳細を書いていきますが、今後の行程はまずは、相続をきちんと確定させること。
その後、亡くなった父の銀行口座の凍結解除と解約。
アパートローンの名義変更の手続き。
そのために不動産登記の名義変更。
抵当権の設置の変更。
などなど複雑で手間のかかる手続きが行われていきます。

追記:法改正により故人の口座からは当面は全くお金を引き出せなくなるということではなくなりました。

以下の記事を参考にしてください。

マンション経営を行っていた父が癌になり、末期状態になり余命があまりないことを悟った時に、父が行ったことの1つは郵便貯金を解約して全額を引き出したことです。

なぜそのことを行ったかというと、亡くなったことを金融機関が知ると、即座に口座を凍結し、遺産分割がきちんと決まるまでは引き出せなくなってしまうからです。

そのことを回避するために郵貯の口座を解約し、全額引き出して、後はタンス預金という形になりました。

その結果、あれから数カ月後に亡くなりましたが、亡くなった後にかかった様々な費用をこのお金で賄うことができました。

その一方でアパートローンを借りていた銀行については、何もしていませんでした。

それで父が亡くなった後、アパートローンを借りていた銀行の支店長さんがすぐにやって来られましたが、最後に一言「口座は凍結されます」と。

その銀行口座は引き出しも入金もできなくなってしまいました。

ところで故人の遺産分割がきちんと決まるまでの間には、いろいろと費用がかかるものです。

例えば葬儀費用や火葬費、また最期まで入院などをしていたら入院費や医療費も支払わなければなりません。

また故人に借入金があれば、亡くなったからといって返済義務がなくなるわけではありません。

遺族で引き続き返済金を支払っていかなければなりません。

りそな銀行画像

りそな銀行。アパートローンや相続関連の商品も扱っている。

そのようなさなか、法律の改正で、遺産分割が決まる前でも多少のお金ならば引き出せるようにと改正されました。

朝日新聞2019/6/16の「故人の相続預貯金、すぐ引き出し可能 150万円上限」という記事には

[perfectpullquote align=”full” bordertop=”false” cite=”” link=”” color=”” class=”” size=16]亡くなった人の相続預貯金を遺産分割前でもおろせる払戻制度が、7月に始まる。故人のお金は遺産分割の対象になるため、口座が凍結されてしまう。葬儀代の支払いなどに使えず、困る遺族もいた。約40年ぶりの相続法見直しで、150万円を上限に使い道を問わずにお金を引き出せる。[/perfectpullquote]

引用:https://www.asahi.com/articles/DA3S14057859.html?iref=pc_ss_date(アクセス日2019/6/16)

と書かれています。

このように使い道を問われることなく150万円を上限にして故人のお金をすぐに引き出すことが可能になるとのことです。

この改正によって助かる方も少なくないと思います。

賃貸住宅オーナーさんでも、急な修繕費の支払いが故人のお金が引き出せなくて支払えないという事態をある程度ですが回避できるのではないかと思います。

20/8/23