父が大家になっていたマンションを相続してはや1年が経過しました。
マンション大家になってわかってきたことの、一つは税金がすごくかかるといことです。
そこで税金対策として小規模企業共済に加入することにしました。
この小規模企業共済について運営する中小機構について
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
引用元 www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/ (アクセス日2019/3/9)
と書かれています。
具体的にどうのように節税対策となるかについてでですが最大で月額7万円までかけることができますが、年額84万円になります。
そして確定申告のさい、この84万円すべてが税金控除の対象になるのです。
仮に課税所得に10パーセント課税されるとすると、おおざっぱにですが、住民税8万4千円 所得税8万4千円 合計おおよそですが16万~17万円の節税になるのです。
しかも掛金の範囲で、都銀なみの低金利での貸付もできます。
個人事業者にとてもありがたい公的な制度です。

小規模企業共済に加入することよって節税対策を行うことができる。
加入の仕方は小規模企業共済のホームページに説明がありますが、申込書に記入して税務署の印の押された確定申告書などと、一月分の掛金を持って銀行などで、手続きしてもらえばOKです。(銀行の手続きに多少時間がかかることがありますし、滅多に行うことのない手続きのために、銀行の担当者が、なにかと手間取ることがあります)
そしてそれから数週間ほどして小規模企業共済の担当者から確認の電話がかかってきて(私の場合かかってきました)いろいろと審査され、その後、2か月ほどすれば郵便書留で加入書が届くことで加入完了です。
このブログにアクセスしてくださっているかたで税金対策に苦慮しておられるならば一考してみてられたらどうでしょうか。
今後このブログは税金対策の続編や、取引銀行とのつきあい、マンションの管理会社とのつきあいなどを、折にふれて発信していきたいと思います。
追記:小規模企業共済に加入して数年が経過しました。
その後で気づいたてんを取り上げてみますと・・。
①大きな制度改正はありませんが、小さな制度改正は時々行われます。
制度改正が行われると、郵送でそのことが加入者に知らされ、変更点などを知ることができます。
ただ大勢には影響のない変更点ばかりなので、しっかりとは見ていませんが・・。
②小規模企業共済の担当者からの電話等の連絡は加入後は一切かかってきません。
加入前の審査に関することで、様々な点についての確認の電話はありましたが、加入後には、状況の変化を確認する等の電話は一切ありません。
③掛金額の変更手続き等には時間と手間がかかる。
掛金額の変更など、何らかの手続きを行うためには、銀行の窓口で行わなければなりません。
それで非常に時間と手間がかかります。
窓口となる銀行も、小規模企業共済の扱いに慣れていないこともあり、手間取ることもあります。
極力、変更手続きは行わないほうが無難のようです。
④基本は月額払いですが、まとめて1年分の掛金を支払うと、少額ですがキャッシュバックがあります。
キャッシュバック額は少額ですが、運用成果に応じてキャッシュバックがあります。